人は語られた言葉よりも、声によって知らない内に心を動かされている。
これにドキッとした(;・д・)
『声のサイエンス』は、無意識に話したり聞いたりしている“声”について、詳細に述べられている。
神も悪魔も声に宿る
古代において声は、魂が宿った生命そのものだと考えられていた。
シベリアやアフリカのシャーマニズムの伝承によると、人を病にするのも治すのにも『声』が大きな役割を担ったという。
声には、その人の身長や性格が現されている。
21世紀になり、日本人女性の声は“アニメ声”と言われる、高い声になってきた。
高い声は『幼児性、未熟性』を現し、意図して高い声を出す女性・男性が増えている…。
ドキッとするお話が満載。
そして自分が『話す』ということを、もっと意識せねばと思わされる一冊です。