コロコロと変わるのが心
なんて一般的に言うけれど、能楽師の安田登さんは心について、こう書いてました。
日本の古典では「こころ」というのは、そんなに大切なものではありません。
「こころ」の特徴をひと言でいえば「変わること」です。
「こころ変わり」という言葉があります。こころの特性は、変わることですから。
こころの語源は『コ、コ、コ』という心臓音だと言われてます。心臓が止まってしまっては死んでしまいます。
動き続けるもの、変化し続けるもの、それがこころです。
なんか、そう言われると移ろう“こころ”こそ必要で、そうじゃないと死んだ“こころ”なんだね(;・д・)
非常に納得したのでした。