姉を癌で亡くしました。
親の死より辛く悲しい体験(T_T)
姉は乳癌を発症し、10年目で骨に転移。
リンパへ転移、その後全身に転移し脳腫瘍が最終の死亡原因となりました。
乳癌~亡くなるまで15年間です。
「私は人生に悔いはないよ」
姉は癌と供に、大好きな旅行へどんどん行ってました。
亡くなる3年前から体も細り、大丈夫かな?
「お姉ちゃん大丈夫?」
「大丈夫だよ」
心配させまいと、いつもそう答える姉でした。大丈夫じゃない事を気付いてたくせに
姉の大丈夫の言葉にどこかホッとし、現実から目を背けていた私。
いよいよ脳に転移し右手が動かなくなった姉。偶然にもその日に私は、姉の家へ訪れるようになってたのです。
偶然ではなかったね、これは全て図り事だったと思う。
タクシーを呼んで、姉を病院へ連れて行くと先生から
「覚悟して下さい」
「はい」と答えはしたものの、私の心の中では.....覚悟なんかできん‼️
弱っていく姉を知っていても、どこか死を恐れ避けていた私は
確実な姉の『死』を受け入れられなかったのです。
《つづく》