誰かのために生きたその後に、その誰かがいなくなると『私』は抜け殻になる。
もちろん『私』は、誰かのために生きている自覚もない。
友人Sは長野県から佐賀県へ22才で嫁入り。
義母とは仲良しで、まるで姉妹のようだった。
義母は明るくおちゃめで可愛いおばあちゃん。
友人Sは、そのお姉さんって感じ。
8月に義母が94才で亡くなった。
久しぶりあったSは、一気に老けて抜け殻のよう…。
誰かのために生きた。
その誰かがいるからこその『私』の人生になっていた。
明日は姉の命日。
『あなたのために生きなさい』
そう教えてくれたのは、亡くなった姉。
あれから11年が経ちます。
私が『私』を生きれるようになったのは、やっと最近なんだよ、姉ちゃん(笑)