悟れない理由に
「悟ったら、きっとこんな人間になるんだろうな」というイメージがあります。
そのイメージは「いまの自分」ではない「自分」、でもそれは存在してないもの。
その存在してないものを追い求めているから、どこまでいっても見つからない。
「いまではない自分になろうとする」というこれが、悟りを妨げている。
悟りとは「いまのあるがままの自分」に降参し、その「あるがままの自分」を認めてそこに寛ぐこと。
いま認められない理由として、
「これまで溜め込んできてしまった感情」というのが大きくある。
消化不良、未完了の感情たち。
それが残ったままだから、いまのままでいいような気がしないワケだ。
(津留さんのエネルギーブロックと同じ事）
我慢とか正当化を通しため込んできてしまった感情たち。
それをどんどん「感じていく」
その感情は、自分のものであり
「誰かのせいで起きたものじゃない」
感情に対して100%の責任を持つ 。
「感じきる」とは、その感情が自分のものなんだ」という、そういう立場が必要。
だから、感情がわいてきたらチャンス。もともと自分の中にあったものが、何かのきっかけでそれを口実として出てきたもの。
それを「感じきる」ことをやり尽くせたら、結局は悟れる。
「何かに反応して出てくる感情」は、自分(自我)にとって都合の悪い事。
自我自身が「感じたくない」と、隠しちゃったものだから。
自分では掘り起こせないので、ハプニングが必要。
ハプニングは、未完了の感情の存在を気付かせてくれる、大切なきっかけ。
そういうハプニングを願う。
そのチャンスを逃がさず自分に溜まっていた感情に気づき、どんどん感じて解放させていく。
