私のスピリチュアル体験記

人生悩んだときに私がトライした占い&スピリチュアル体験のお話し

神様からの宅急便③

『自我は変化を嫌うからね。
「人生を変えたい」と言いつつ、
実際の生活に変化を取り入れようとしない人が多いのはそのためだ。

「何かが変わる事によって、どんなリスクが生じるかわからない。
今より悪くなる位なら
現状維持が望ましい。現状は悲惨でも、この悲惨さにはもう慣れているし……」と、
自我はこう考えてしまうから』


( ̄д ̄ ;)「ええ、そのとおりですね。僕もずっとそんな感じでした」


『とにもかくにも、結局「自分」を受け入れる事ができないと、玄関はなかなか開けられない。
そして、神様の恩寵を受け取らず、人生の空回りが続いていく。
そんな中、「何かがおかしい」とようやく気づき出し、精神世界に関心を寄せる。

そこで「家(いまここ)で待っていれば、神は本当に自分で荷物を届けてくれるらしいぞ」という情報に出会うわけだ。
そして、「ピンポーン」というチャイムとともに、神は訪れる。
が、それでもまだ人は素直にドア(心)を開けてはくれない。

チェーンロックをかけたまま、隙間を空けるようにして、警戒しながら確認をとる。
「本当に、神様ですか?」と。

そこでいくつかの確認をとり、ようやく本当に神様だったとわかる。
しかし、それでもなお、人は玄関を開けてはくれない』

 

( ̄д ̄ ;)「な、なぜ?」

 

『我が家の内側、玄関の反対側を確認すると、イヤな思い出やトラウマ、解放しきれてない感情が渦巻き、ネガティブな思考癖があちらこちらに散乱している。

気がつくと、家(心)はすっかりゴミ屋敷状態だ。
「これではあまりにも恥ずかしくて、神様にお見せできやしない」となって、神様に再度こう話す。

「大変失礼をいたしました。あなたが神様であることは十分に理解できました。
しかしながら、それでもなお、このドアを開けるわけにはまいりません。

ただ今、家はあまりにも散らかりすぎており、このドアを開けることすらお恥ずかしい状態でございます。
これから掃除しますので、今しばらくお待ちいただけないでしょうか?
とはいえ、これほどまでに散らかった我が家、そう簡単にきれいになるとは思えません。

掃除が終わりましたら再配達依頼をのご連絡申し上げますので、いったんお引き取り願います」と。

そして、いよいよ精神修行を始める。心の断捨離、人生がときめく片付けの魔法のはじまりだ』


( ̄∇ ̄)「それがいわゆる『感情解放ワーク』や『ヒーリング』と呼ばれるものですね!」


『そう。 まぁ、これらもやりたいなら納得するまでやればよろしい。
が、本当はそれすらもいらない』


( ̄д ̄ )「え?」


『神様はそんなこと気にしちゃいない。
片付けていようがゴミ屋敷だろうが、かまわないんだ。
だから、悪いことは言わん。
さっさと玄関のドアを開けてしまいなさい』


( ̄д ̄ ;)「でも、それが恥ずかしいからこそ開けられずにいるわけで……」

 

『大丈夫。おまえがドアを開けてくれさえすれば、その意味がわかるはずだ。
心のドアが開け放たれた瞬間に
神様はおまえの目の前で飛脚便のユニフォームを脱ぎ去り、ダスキンさんのユニフォームに着替える。
おまえの代わりに家中をピカピカに、プロフェッショナルな掃除を始めてくれるぞ』


w( ̄Д ̄;)w「マジっすか!?(笑)」


『「神の恩寵を得られる資格のある人間になろう」などという努力や修行は必要ない。
今の、あるがままのおまえのままでいい。
ただ、素直に受け取りなさい。

引き寄せの法則》は複雑な条件やメソッドが必要なものではない。
それは、おまえが思っているよりも、ずっとシンプルで簡単な仕組みだ。
いっそ名称も《お取り寄せの法則》とでも改めてみてはどうかね。
配送されるその時に
おまえ(意識)が家(いまここ)で待ってくれさえすれば
それは簡単に受け取ることができるから』