死を目前に、死を受け入れた人が手に入れる『神眼』
久坂部さんの小説“悪医”
初期の胃癌で手術をうけたのに、後に肝臓に転移。
医者から抗がん剤は効果がなく、これ以上は命を縮めてしまう。
まだ体力があるうちに、好きなことをして過ごして下さい、と。
しかし医者から見放されたと怒り、他の治療法を求め、命を縮めても治療を望んだ患者。
どんな治療も効果なく、体力は奪われ弱っていく。
そして最後、自分の死を受け入れたとき、公園でブランコをこぐ少女を見ると、その姿は眩しくひかり輝いて見えて涙する。
そう患者は『神の眼』を手に入れたのだ。
と小説にありました。
あぁ…、本当は全てが輝く世界なのでしょう(*゜▽゜)