ロシアとウクライナの戦争。だが、戦争がないから平和ということでもない。
《わたしの身体はままならない》
ままならない身体で生きる人々のお話。女性が自分の『性』を受け入れられずに苦しむ。
男性が異性にときめかず、同性愛者だと気づく。そして、同性愛者が集まるという公園でパートナーを探し、結果エイズに。
女性がテント生活から路上生活者へ。女性は襲われたりするので、横になって眠ることが出来ない。月に1度パンティパーティーと名前をつけ、女性が安心して集える場を作る。
脳性マヒで身体の動きがとれず、昔は無理やり拷問のように子供の体を動かすのが治療だった。それをするのは母親。日々のストレッチで体はアザだらけ。彼は小児科の医者となる。
そんな、とんでもない実話がたくさん。
『そうか、皆が自分の世界で闘っているんだ。外側の世界と内側の世界。この世界の差が広がるほど苦しい人生なんだ』
あぁ…世界は混沌としている(ΦωΦ)