私のスピリチュアル体験記

人生悩んだときに私がトライした占い&スピリチュアル体験のお話し

儚い

【さとうみつろう】ブログより、心に響いたので抜粋でご紹介💓

ただ遠くに燃え盛る首里城の炎を見て、「儚い」という言葉の本当の意味をシった。どこにも「特別」なんて無いんだなと、目が覚める気分だった。

きっと神々に「守りたい特別なモノ」なんてどこにも無い。そもそも、神なら「えこひいき」はしないからそれが当然だろう。
全てが特別だと思っているがゆえ、「何か」だけを守りたい等と思うはずが無い。

「はかない」の本当の意味を痛感した瞬間、身体の奥から目が覚める気がした。アレを燃やせるのだ。

人は死ねる。はかなく、人は死ねる。
きっとあっさりと。
「自分だけは誰かが守っている」だとか、守護霊がどうとか、神々がどうとか…。
あの首里城をあっさりと燃やせるのだから、「あなただけを守る」なんて、ありえない。
神を信じるなと言ってるんじゃない。
 
神という存在が居るのなら、それは恐ろしいくらいに「平等」であり、「何かだけ」を守ろうという執着なんて絶対に無いだろう。『儚さ』とは、恐ろしいほどの平等さの事なのだ。

誰にも肩入れしない。
特別など無い、だから、儚い。
人生は、はかない。それゆえに美しい。
偶然の上を僕らは渡り歩いている。

明け方に鎮火するまでその炎を見続け、
はかない、美しい、たくましい
の本当の意味をシり、もっと「目の前」を大切に生きた方が良いよ~とみんなに伝えたくなった。
「あなた」がいつまでも生きるなんて勘違いは、もう捨てた方が良い。
「私だけは特別だ」という想いも。
「守られている」という自負も。

僕らは偶然の上を渡り歩く存在、恐ろしいくらいに儚く。もしも「特別さ」というモノがあるならば、確実に「あなた」よりも世界遺産の方が上だろうし、「神々が守っている」という自負があるなら、それも確実に首里城の方が上だろう。

そんな、あの首里城を燃やせるのだ。
人は死ねる、儚く、死ねる。
だから、たくましく、生きよう。
美しく生きよう。
偶然に生かされているとシりながら。
慢心を捨てて。

僕らは「はかなく」も今を生きる存在。

人は死ねる、はかなく、人は死ねる。もっともっと、目の前の事をていねいに生きよう。

永遠に生きれると慢心になってるから「悩み」が起こるのだ。あなたは、死ねる。「はかなく」、確実にあなたは死ねる。

そして、その「儚い」の対義語?はきっと「たくましい」。儚い人生だからこそ、たくましく。