私のスピリチュアル体験記

人生悩んだときに私がトライした占い&スピリチュアル体験のお話し

儚さ(はかなさ)

 

去年の【さとうみつろう】ブログより抜粋

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遠くに燃え盛る首里城の炎を見て、「儚い」という言葉の本当の意味を知った。どこにも「特別」なんて無いと、目が覚める気分。

きっと神々に「守りたい特別なモノ」なんて無い。そもそも神なら「えこひいき」しないから当然だろう。全てが特別だと思うがゆえ、「何か」だけを守りたいと思うはずが無い。

「はかない」の本当の意味を痛感した瞬間、身体の奥から目が覚める気がした。神はアレを“首里城”を燃やせるのだ。

人は死ねる。はかなく、人は死ねる。
きっとあっさりと。
「自分だけは誰かが守っている」だとか、守護霊がどうとか、神がどうとか…。
あの首里城をあっさりと燃やせるのだから、「あなただけを守る」なんてない。
神を信じるなと言ってるんじゃない。
 
神という存在が居るなら、それは恐ろしい位に「平等」で、「何かだけ」を守ろうなんて執着なんて絶対にしない。『儚さ』とは、恐ろしいほどの平等さの事なのだ。

誰にも肩入れしない。
特別など無い。だから、儚い。
人生は、はかない。それゆえに美しい。
偶然の上を、僕らは渡り歩いている。

「あなた」がいつまでも生きるなんて勘違いは、もう捨てた方が良い。
「私だけは特別だ」という想いも。
「守られている」という自負も。

僕らは偶然の上を渡り歩く存在、恐ろしいくらいに儚く。
人は死ねる、儚く、死ねる。
だから、たくましく、生きよう。
美しく生きよう。
偶然に生かされていると知りながら、慢心を捨てて。
もっともっと、目の前の事を丁寧に生きよう。
永遠に生きれると慢心になってるから「悩み」が起こるのだ。

そして、その「はかない」の対義語は、きっと「たくましい」
儚い人生だからこそ、逞しく。

建て直そう、壊れたモノは。
やり直そう、失った喜びがあるなら。
歩き出そう、偶然の線上を。