村上春樹のエッセイ『走ることについて 語るときに 僕の語ること』
彼の作品は話題になった『ノルウェイの森』しか読んだことない(・・;) でも好きな内田樹さんが面白いと言うので、図書館で借りてきた。
案の定、タイトル通りに文章がウザく感じる私(ΦωΦ) でも何かあるかもと読んでいく。
内容はフルマラソンのために走る著者が、最後はトライアスロンへと。
凄いストイックな人なんだと感心した。そしてこの本で1番惹かれた文章がコチラ。
フルマラソンを走ってると最後の頃には、一刻も早くにゴールインし、このレースを終えてしまいたい気持ちで一杯になる。他のことは何も考えられない。
しかし、終わりというのは取りあえずの区切りがつくだけ。たいした意味はない。生きることと同じだ。
終わりがあるから、存在に意味があるのではない。存在を際立たせるために、どこかの地点に終わりが設定されてるだけだ。