私のスピリチュアル体験記

人生悩んだときに私がトライした占い&スピリチュアル体験のお話し

死を想う

水俣病の原因である水銀を、海に垂れ流した会社と利益優先で阻止しなかった国を相手に戦った作家『石牟礼道子』さんを
波瀾万丈の詩人、伊藤比呂美さんがインタビュー。


伊藤さんの『生まれたことに何かの意味があるのか、役割があるのか?』
その問いに、石牟礼さんは答えます。

『役割とも違いますね。役割は自分が見つけたとしても、役割を果たすのは至難の技。
だた、なんか《縁》がある。
ゆかりというのは具体的な結びつきではなく、川を赤ちゃんが流れていくと、目に映るものが美しかったり、恐ろしかったりするんだけども、せめて美しく見えたことを思い出すために、書き留めておきたい。ということでしょうか』


水俣病で苦しむ被害者の立場を守るために、生涯を捧げた石牟礼さん。
被害者の人々も憎むことでは救われない、そんな言葉を残して亡くなった方々。
長きに渡り裁判で苦しみ、病でボロボロに体も傷ついて、辛かったでしょう。

共に傷ついてきた石牟礼さん。しかし、生まれたことの意味を《縁》ゆかり、だと仰る…。

『生きる』って昔からの難題です(^_^;)