ずーっと前から『死ぬ』ことより、そこまでの逝き方が気になる。というか、苦しみながら死にたくないヾ(≧∇≦)
みーんなそうだと思う、きっとそう。
伊藤比呂美さんのこの本。
読者のお悩み相談集。50代、60代の女性たちへお答えする本です。
「痛くない死に方なんてありますか？」とのお悩みに…。
死んでみないとわからない。一発勝負なのが、死の一番怖いところかも。
死ぬときに痛くないか。これはいつも人の関心事でした。仏教の【発願文】という短いお経が人々のそういう思いを祈りあげています。
《お経の翻訳》
私は願っています。命の終わるときには
心あわてず、心さわがず、心うしなわず
痛み苦しみもなく、ゆったりと心地よく
悩みわずらいは身から離れた
しんと静まる心をもてば、目に浮かぶのは
導いて下さる、お聖さまや、菩薩さま、阿弥陀さまのお救いくださる御心にこの身をゆだねます
どうか私を阿弥陀さまの国へ生まれさせて下さい
御国へついたなら、自由な力を得て元の世界にたち戻り
今度は私が、苦しむ人々を助けます
虚空のように果てのないこの世界
私もまた、いつまでも、どこまでも
はげまし続けてゆくのです
身も心もなげだして、阿弥陀さまにおすがり致します
いつの時代も、人の悩みや願いは変わっていない。なぁ～んだ、何百年も何千年も人の苦悩は変わらない。ホッとする(´ー｀)💓
