インドで仏教を広めた日本人、佐々井僧侶。
インドはカースト制度、4段階に分類されます。
日本も【士農工商】、そして【えた、ひにん】
インドも日本でいう【えた、ひにん】とされる人々が人口の2割。
そんな人々を救いたいと仏教を広めます。
60年間の仏教活動で、仏教徒が1億5千万人まで増加‼️
お釈迦様が生まれたインドだけど、主力の宗派はヒンズー教。
そんなインドへ、日本人なのになぜ活動をすることになったのか？
この本は佐々井僧侶の取材をまとめられたもの。
とても読みやすかった(＾∇＾)🎶
それにしても、こんな日本人がいたとは💦
僧侶の幼少期～青年期までの話は、まさに人生とは『縁』により転がされていく‼️
初体験が小学校5年生。
色欲に悩まされ、先祖も色欲ゆえに衰退した話を知り絶望。
働く意欲も学ぶ意欲もうせ、酒に溺れる。
こんなろくでなしの自分を、ご縁で助けてもらう。
その後も、自殺しようと高尾山に登るも祠から『お前は死んだ、そして既に生まれ変わってる』との声を聞き下山する。
下山後、お寺の傍で行き倒れ、面倒をみてもらい僧侶の道へ。
見えざる手に導かれるように、波瀾万丈の展開が続いていきます。
この本を読むと、もぉ～人生とは導かれる縁でしかないと思う(・_・;)
何かをする、している自分なんてなく、縁により展開しているだけ…。
笑いと涙の一冊です💓
