私のスピリチュアル体験記

人生悩んだときに私がトライした占い&スピリチュアル体験のお話し

分かるわぁ~‼️

 

朝井まかてさんの小説は面白い。

庭師さんのお話『ちゃんちゃら』

 

そして必ず、まかてさんの小説には深い言葉が登場する。

年老いた夫婦が、庭を故郷の庭に見立てて造ってもらう。

 

「辛い郷里の風景が、今はこんなにも懐かしい。生きるってええもんです。

ほして、死ぬのもええもんやと思いますわ。皆、死ぬために生きている。

いつか死ねるから、生きてられる。

この世におるのもあと少しやと思うたら、どんなに辛かったことも懐かしいもんになる。」

分かるわぁ~スッゴく分かる(´ー`)

理不尽なことなどない

 

健康のため、食事に気をつけてきたのに母が癌になった。

先天的な糖尿病で、インシュリン注射していた従兄弟。50代で亡くなった。

 

『なんだかなって思うの。健康に気をつけてたのに何故って』と友人が言う。

分かる、その気持ち。私もそう思ってたもの。

でもね、今世だけでなく過去世含めて考えると、絶対に理不尽なことなど起きてないと思う。

『この世』だけで捉えるのではなく、過去世の全てを含んで展開している、この宇宙。

間違うことなど、絶対にないもの(ΦωΦ)

人の一生

 

人の一生

産まれ、成長し、さまざまな体験をし、最後は荼毘にふす。

まかてさんの小説『眩』(くらら)

 

葛飾北斎の娘、お栄が主人公。お栄も絵師として生涯をついやす。

小説には北斎が依頼を受けて、人の一生を絵巻物にする話があった。絵巻物2本分の人の一生…。

すると北斎の妻が

「人の一生を描くなんて、簡単でしょ。産湯につけて、大きくなって、棺桶にはいるだけ」

笑った(^∇^)🎶

そうだ、そうだ、そんなもんだ人の一生。

泣いて笑って、悩んで怒っての繰り返し。絵巻物2本が自分の人生だと分かると笑えた‼️

主(あるじ)はどこに?

心療内科を訪ねて』を読んで思った。

主は誰だ? 主はどこにいるんだ?

少なくとも“私”が主でないことは確かだ‼️

 

思うようにならない『心』

思うようにならない『体』

思うようにならない、この心体…。

私が主じゃないから苦しむのか?

なら、主は誰だ?

どこにいるんだ、主は(。>A<。)

よう生きたなぁ…。

 

朝井まかてさんの小説が好きで、図書館で借りて読みまくる🎶

どの作品も、根底に優しさが溢れる作品ばかり。

『先生のお庭番』

“お庭番”と言えば“忍者”かと思いきや、庭師さんのことだった(^-^;

 

シーボルト先生は草木をとても愛し、その庭を管理するためコマキしゃん(熊吉)15才が雇われる。

誰もが和蘭人を厭い、主や先輩に押しつけられて出島へ来た熊吉。しかし、シーボルト先生、奥さんのお滝さん、みんな優しく迎える。

お滝さんはシーボルト先生から「おたくさ」と呼ばれた。そう、おたくさ…。

小浜食糧 長崎銘菓 クルス3種御詰合せ 24枚入

※おたくさの写真がなかった💦 

長崎のお菓子『おたくさ』と言う、美味しいお菓子があった。そうか、お滝さんの呼び名をお菓子につけてあったのか…。

恥ずかしながら、今さら気づく(^◇^;)

 

シーボルト先生は、日本地図をオランダへ持ち帰ろうとするのが見つかり国外追放。娘のイネは3才。のちに“オランダお稲”と呼ばれる医者となるのです。

 

ここんとこ有名なので知ってたつもり。でも小説を読むと、その時代に入り込む。

『よう生きたなぁ』

『よう辛い時代を生きぬいたなぁ』

歴史を、一人の人間が生きてきた物語に思いがいく。

 

 

心身相関

 

心と体は繋がっている。そのことを心療内科では【心身相関】という。

作家の夏樹静子さん、腰痛で3年間苦しむ。激痛で椅子に座れない。寝ても痛む、起きても痛む。

腰痛の原因は体ではなく、心(潜在意識)だったという恐ろしい話(;・д・)

 

“心と体は繋がってる、当たり前”と思ってたけど、ここまでとは…💦

『心はあらゆる病をつくりだすことが出来ます。』

心療内科の先生の言葉が心に染み入ります。