私のスピリチュアル体験記

人生悩んだときに私がトライした占い&スピリチュアル体験のお話し

よく生きる

 

脳梗塞により半身不随になった、免疫学者の多田富雄さん。

ご自身の脳梗塞あとのリハビリを含む生活を、赤裸々に書かれた『寡黙なる巨人』

 

本は下記の文章から始まります。

 

ある日を境にし全てが変わってしまった。人生も、生きる目的も、喜びも、悲しみも。

でも私は生きている。以前とは別の世界に。

車椅子に体を任せて、言葉を失い、食べるのも水を飲むのもままならず、生きている。

昔より生きていることに実感をもって、確かな手応えを持って生きているのだ。

一時は死を覚悟していたのに。

自信はないが私は生き続ける。なぜ?

それは生きてしまったから。

その中で生きる理由を見いだそうとしている。もっとよく生きることを考えている。

 

『よく生きる』ということ。

多田さんの不自由で、ままならない体と言葉に向き合う姿勢。

『よく生きる』ということ。考えさせられます。