私のスピリチュアル体験記

人生悩んだときに私がトライした占い&スピリチュアル体験のお話し

よく生きる

 

脳梗塞により半身不随になった、免疫学者の多田富雄さん。

ご自身の脳梗塞あとのリハビリを含む生活を、赤裸々に書かれた『寡黙なる巨人』

 

本は下記の文章から始まります。

 

ある日を境にし全てが変わってしまった。人生も、生きる目的も、喜びも、悲しみも。

でも私は生きている。以前とは別の世界に。

車椅子に体を任せて、言葉を失い、食べるのも水を飲むのもままならず、生きている。

昔より生きていることに実感をもって、確かな手応えを持って生きているのだ。

一時は死を覚悟していたのに。

自信はないが私は生き続ける。なぜ?

それは生きてしまったから。

その中で生きる理由を見いだそうとしている。もっとよく生きることを考えている。

 

『よく生きる』ということ。

多田さんの不自由で、ままならない体と言葉に向き合う姿勢。

『よく生きる』ということ。考えさせられます。

麦の命日

 

3月13日は、麦の命日。

 

あれから2年が経ちました。

完全室内ネコだったので、15才11ケ月とわりと長く生きてくれました。

 

昔、実家で飼ってたネコは、半分外ネコ&半分家ネコ。

もちろん寿命も短く、3才や5才で亡くしてしまった(´;ω;`)

『もっと美味しいモノを食べさせてあげたかった…』

学生で貧乏だし、何もしてあげれなかった後悔が強い。

 

そして麦の場合。

してしまった後悔がたっくさーん💦

ミーちゃんの手前、冷たくしてしまった。

ミーちゃんの手前、抱っこを遠慮した。

ミーちゃん優先し、麦を怒ってしまった。

そした、もっと遊んであげれば良かったよ、ごめん( ノω-、)

 

後悔の中身が、全く違う‼️

生きてる限り、何がしかの後悔を経験し続けるのかな、グスン(つд`)

〇〇を生きる

 

“猫”を生きるのが『猫生』

“犬”を生きるのが『犬生』

“虫”を生きるのが『虫生』

“カエル”を生きるのが『カエル生』(笑)

サン・アロー picnica(ピクニカ) アマガエル ぬいぐるみ K-8674

 

ならば…

“人”を生きるのが『人生』

なぁ~んだ、人として生ききるのが人生なんだね( ̄∇ ̄)

人生のこと、難しく考えすぎてた。

『生きることとは何か?』

なんて、哲学し過ぎてたんだわ💦

 

解き放たれない思い

 

Iさん、76才の女性。子供の頃から母親が毒親。自分の存在を全て否定されて育ったそうだ。

そのお母さんが亡くなる時に『私を恨んでいい』と言い残して死んだ。

 

私を恨んでいい

どんな思いでこの言葉を吐かれたのか? 自分が子供にしてしまった後悔。

それを『ごめんなさい』ではなく『恨め』なんて…(´;ω;`)

 

よほどご自身も辛い人生だったのでしょう。でも、その言葉を聞かされたIさんの思いは、癒されることなく残り続けている。

多田富雄さん

 

免疫学者の“多田富雄”さん。

華々しい研究成果で表彰され、海外でもその研究は認められる。

そんな多田さんが2001年、67才のときに脳梗塞で右半身のマヒ。

そこから亡くなる2010年までの苦しい日々。その様子を、NHKディレクター上田さんがドキュメンタリーとして取材した記録の一冊。

 

泣ける、泣ける(´;ω;`)

心が揺さぶられ、私たちの肉体が脳梗塞によりどうなるのか?

動かないだけでなく、嚥下障害も。水さえ飲み込めない、下手すれば肺炎になる。

 

科学者であり文筆家の多田富雄さんの綴る言葉は、心に響く。

彼を支えたのは医者でもある奥さま。

苦しい闘病生活ではあったが、その9年間が最も生きた時間、だと多田さんは語る。

 

読み終えたあとは、涙がポロポロ。どうしようもなく涙が流れる。

『生きる』とはこういうことか‼️

そんなことを教えてくれた、貴重な本でした。

他者との違い

 

他者との違いは、相手と自分の違いを明確にするというより

自分は「どうありたい」のか

自分は「何が好き」なのかを教えてくれるもの。

 

自分と価値観が違う人

自分と思考が違う人

自分と好みが違う人

 

み~んな、【私】を明確にしてくれる材料でしかなかった(o゜▽゜)o

と、今頃になって気づいてしまった💧

トホホ…。もっと若いときに気づいてたら、人生は大きく違ってたなぁ~💦