アフリカ ブンジュ村でペンキ画家の修業をしたショーゲンさん。
このブンジュ村で、忘れられた日本人の良さを教えてもらうのです。
何でアフリカ?
とっても不思議な話がでてきます。
でもね、不思議な話ではなく“生きる”ということを、この村で気づかせてもらうお話がホノボノとして素敵。
効率を求めて絵を書くショーゲンに村人は
「そんなに効率を求めるなら、生まれてすぐ死ねばいい。無駄こそ生きる楽しさだろう」と。
疲れた心にジンワリ染み込むエッセイ集です💓
アフリカ ブンジュ村でペンキ画家の修業をしたショーゲンさん。
このブンジュ村で、忘れられた日本人の良さを教えてもらうのです。
何でアフリカ?
とっても不思議な話がでてきます。
でもね、不思議な話ではなく“生きる”ということを、この村で気づかせてもらうお話がホノボノとして素敵。
効率を求めて絵を書くショーゲンに村人は
「そんなに効率を求めるなら、生まれてすぐ死ねばいい。無駄こそ生きる楽しさだろう」と。
疲れた心にジンワリ染み込むエッセイ集です💓
ご自身の脳梗塞あとのリハビリを含む生活を、赤裸々に書かれた『寡黙なる巨人』
本は下記の文章から始まります。
ある日を境にし全てが変わってしまった。人生も、生きる目的も、喜びも、悲しみも。
でも私は生きている。以前とは別の世界に。
車椅子に体を任せて、言葉を失い、食べるのも水を飲むのもままならず、生きている。
昔より生きていることに実感をもって、確かな手応えを持って生きているのだ。
一時は死を覚悟していたのに。
自信はないが私は生き続ける。なぜ?
それは生きてしまったから。
その中で生きる理由を見いだそうとしている。もっとよく生きることを考えている。
『よく生きる』ということ。
多田さんの不自由で、ままならない体と言葉に向き合う姿勢。
『よく生きる』ということ。考えさせられます。
3月13日は、麦の命日。
あれから2年が経ちました。
完全室内ネコだったので、15才11ケ月とわりと長く生きてくれました。
昔、実家で飼ってたネコは、半分外ネコ&半分家ネコ。
もちろん寿命も短く、3才や5才で亡くしてしまった(´;ω;`)
『もっと美味しいモノを食べさせてあげたかった…』
学生で貧乏だし、何もしてあげれなかった後悔が強い。
そして麦の場合。
してしまった後悔がたっくさーん💦
ミーちゃんの手前、冷たくしてしまった。
ミーちゃんの手前、抱っこを遠慮した。
ミーちゃん優先し、麦を怒ってしまった。
そした、もっと遊んであげれば良かったよ、ごめん( ノω-、)
後悔の中身が、全く違う‼️
生きてる限り、何がしかの後悔を経験し続けるのかな、グスン(つд`)
免疫学者の“多田富雄”さん。
華々しい研究成果で表彰され、海外でもその研究は認められる。
そんな多田さんが2001年、67才のときに脳梗塞で右半身のマヒ。
そこから亡くなる2010年までの苦しい日々。その様子を、NHKディレクター上田さんがドキュメンタリーとして取材した記録の一冊。
泣ける、泣ける(´;ω;`)
心が揺さぶられ、私たちの肉体が脳梗塞によりどうなるのか?
動かないだけでなく、嚥下障害も。水さえ飲み込めない、下手すれば肺炎になる。
科学者であり文筆家の多田富雄さんの綴る言葉は、心に響く。
彼を支えたのは医者でもある奥さま。
苦しい闘病生活ではあったが、その9年間が最も生きた時間、だと多田さんは語る。
読み終えたあとは、涙がポロポロ。どうしようもなく涙が流れる。
『生きる』とはこういうことか‼️
そんなことを教えてくれた、貴重な本でした。