四国八十八カ所、あるき遍路の体験をまとめた本。
お遍路の体験を書かれた本は多いけれど、1番~88番までを、こと細かく書かれた本は初めて読んだ。
まとめて休みがとれないので、3日間かけて歩く。それを1年間かけて、八十八カ所を回った家田荘子さん。
凄い…(;・д・)
一日に15㎞歩いたり、大雨でも休めない。歩く、歩く。親指の爪がはがれかけたり、小指を痛めたり、でも目的地へ着くまでとにかく歩く。
凄い…(*゜▽゜)ノ
途中、へこたれそうな時に地元の人から接待で自販機のお茶をもらったり、「頑張って下さい」と優しい声かけをもらったり。
そのたびに、くじけた心が頑張ろうと復活。
またある時は、バス遍路のオバサンに「10㎞歩くなんて大したことない」と言われる。
『あなたはバスでしょ。私はずっと歩き続けてるのに💢』なんて気持ちになったり。
ホント、言葉で癒されたり、傷つけられたりの繰り返し。その都度、家田さんは修行として気づきをもらえてると言う。
人は【言葉】で傷ついてるというより、その言葉の後ろにある“相手の心”が反映された【言葉】により癒されたり、傷ついたりしている。
みつろうが学生時代、カナダに短期留学。友人のホームステイで用意してくれるランチが激マズ。
2人で、日本語で明るく楽しそうに「ランチがめちゃまずい、マジ吐きそう」と話してると、ホストファザーが「is good?」
そして2人で「very good」と答えた。
つまり、言葉じゃなく雰囲気が伝わる~‼️
隠せないから、判るから絶対に。気をつけなきゃね(≧∇≦)b