私のスピリチュアル体験記

人生悩んだときに私がトライした占い&スピリチュアル体験のお話し

死ぬ気まんまん

佐野洋子さんは2004年に乳癌。2007年に骨へ転移、2010年に亡くなりました。



骨へ転移し、余命2年と宣告された佐野さんは預貯金を計算。年金のない作家だからと、コツコツ貯金し書いてきた。でも余命2年と言われたその日に、一度乗ってみたかったジャガー購入。

なんか、佐野洋子さんらしい(^_^;)

実際は余命2年より長く生き、計画が狂って困るとお医者さんと対談。この本は『死』を宣告されても、心が揺れない佐野さん。
お医者さんは、子供の頃から死を体験している佐野さんだから、もっと死について生きてる内に言葉を残して下さい、とお願いされる。


お墓を購入、ホスピスも決めて準備。一人息子は、お葬式の参列者への挨拶を考えてると、笑いながら話るも、どんどん容態は悪くなります。

あばら骨がメリメリ音を立てて粉になるかと思うほど息がつけなくなったり、体中に小さい火薬を仕込まれ、それがあちこちでパチパチ爆発する。そんな状況で、自殺したくなるのを必死に抑える。
「息子に親が自殺した」と負の気持ちをおわせたくないから。

あまりの苦しさに、自分のことをトドメ色と表現。そう…汚いと言うのです。

苦しいなぁ…(T_T) やはり肉体を手放すまでは、シンドイ。