またランディさんの『寄る辺なき…』から
私のお気に入り文章をご紹介。
彼女がヨーロッパの老人ホームへ、視察に行った時のエッセイ本です。
痴呆老人たちは、人間としての重荷をおろしていた。
人間としての重荷を降ろした時に
人はようやく生命の尊厳まで立ちかえる。
生命は凄いんだ。
人間じゃなくたって凄いんだ。
動物も植物も、みんな凄いんだ。
全ての生命は生命としての光をもっている。
痴呆症の人達は、人間という着ぐるみを
脱ぎ捨て、命そのものになって輝いていた✴
私は記憶を保持したまま…
命そのものになってみたいと思いました(ΦωΦ)